熱中症 頭痛 後頭部

熱中症による頭痛などの症状に対する後頭部冷却

スポンサーリンク

 高温多湿の環境下に突然おかれると、身体が環境の変化に適応できずに熱中症になります。
高温の場合は発汗によって身体の水分およびナトリウムが失われて発症します。
多湿の場合は、汗が蒸発せずその気化熱によって身体を冷却する機能が失われて、熱が体内にこもってしまい、発症します。
だから、急に気温が上がったり、湿度の高いときに起こりやすく梅雨明けなどは発症条件が揃っているので特に注意しなければなりません。
 しかし、屋外だけでまなく屋内でも、条件さえ揃えば発症することがあります。
例えば、浴室やキッチンなど高温多湿になりやすい部屋では、条件が揃っていますので、予めの水分補給と共に空気や湿気の対策を考えなくてはなりません。
 熱中症の症状はその病状によって1度から3度の3段階に分れます。
但し、最初の応急処置はほぼ同じで、涼しい場所で衣服をゆるめて、水分の補給を行うことです。
また、体内にこもった熱を冷やすため、アイスパックや冷水で、脇の下、脚のつけ根、後頭部から首筋を冷やします。
この時に直接アイスパックを皮膚に付けると冷やし過ぎから頭痛を起こすことがあるので、通常はタオル等に包んで、アイスパックが直接肌に当たらないようにします。
 スポンサーリンク

 最初の応急処置を行うときに体が40℃以上の高温になっている場合は、局部を冷やすより先に全身に水を掛けたり、冷たいタオルで覆うなどして体温を下げる必要があります。
 症状が1度の場合は、頭痛、吐き気、嘔吐などが起こりますが、応急処置で大抵の場合は良くなります。
体温が高い場合には、リンパや神経の集中している脇の下と脚のつけ根を冷やすとともに、頭を守るために後頭部から首筋を冷やすのです。
患者の意識がない場合は水分が摂取できないので救急車を呼ぶことになります。
医療機関で点滴をすれば、たいていはよくなります。

 2度の熱中症では体温が高温の場合と低温の場合がありますので、よく確認してから、体温が高温の場合には全身を冷やした後、局部を同じように冷やします。
この段階では水分補給だけでは不十分で汗などによりナトリウム分が喪失しているので、塩分を同時に摂取する必要があります。
スポーツ飲料を2〜3倍に薄めたものを飲ませます。
これらの処置で改善しない場合は救急車を呼びます。
 3度の場合は、高熱により脳疾患や内臓疾患が起こりますので、至急救急車を呼び、到着までの間、患者の全身を冷やし続けます。
 熱中症で頭痛が起きている場合に後頭部を冷やすのは、熱中症の処置の内、緊急処置として脳を守るために行うのです。

スポンサーリンク